最近

 

コロナ渦における生活

 

 

・家にいる時間が長いので、ブログでも書こう。

 

・緊急事態宣言が発令されて、コロナウイルスに関するニュースはどれも重たい。よかったのは動物園のジャイアントパンダが来園者の視線から解放された結果自然交配に成功した、というニュースくらい。街中から人通りが少なくなったというニュースも見るけど、近所の公園ではヨガマットを広げたり、テントを張っている人がいたりと普段より人が多くなっている所もある。電車に乗って遠出するのはNGだが近所を歩いて出回るのはセーフ、野外でBBQするのはNGだが公園で遊ぶのはセーフみたいな感覚の人が(自分も含めて)一定数いるような気がするけど、どうなんだろうか。それに対して他県ナンバー狩りやライブハウスのシャッターに辛辣な言葉の張り紙をする自粛過激派の人もいるらしい。正解はわからないが、自分の正義を過激なやり方で(間違っていないと疑わず)振りかざしているのは違うと思うし、怖い。JUSTICE against JUSTICEという曲をやけのはらは歌っていた。


JUSTICE against JUSTICE

SNSを見ると政治家専門家有名人業界関係者一般人・・・様々な立場の人がそれぞれの正義を掲げている。賛同できる意見、到底理解できない意見、色々とあるけどタイムラインに流れている意見に逐一目を通していると大変疲れる。色んな人の声に耳を傾け、偏ってしまいがちな自分一人の考え方に多様な視座を取り入れるってことがどれだけ大切なのかはわからない。結局は自分の生活に関係する範囲のことしか本気で考えられないけど、言い換えると自分の手が届く範囲の中でこのウイルスに向き合って生活するしかないんだろう。

 

・仕事は隔日で出勤と在宅勤務を繰り返している。ずっとこの体制でいいんじゃないかと感じる。今の働き方がちょうどストレス少なく働けて心地いい。ときに出勤も退勤もない在宅勤務は、卒業論文を書いていた大学の時を思い出す。軌道に乗った時は永遠と作業を続けて、そうじゃない時は部屋の掃除をしたりインターネットを眺めたりして無為に時間を過ごしたり…。卒業論文の時との違いは、教授陣からの鬼の尋問が待っている週に1回のゼミを受けないで済むこと。自分の怠慢や甘さを否応なしに詰問され、突き付けられていたのであった。しかし、もうそんなゼミはなく、しかも給料ももらえるのだから仕事はまだ容易い。

 

・コロナは特に関係なく、YouTubeジャルジャルのコント動画にはまっている。一日一本動画を挙げているので、尽きることなく見続けることができる。毎日毎日違う設定でネタを挙げてるけど、見事に全部ジャルジャルの世界観になってしまっている。そのことが揶揄されることも多いけど、もうそれが癖になってしまっている。YouTubeからおすすめされ続けて、見だしたら止め時がわからなくなってしまう。


1億回記念!本気ネタ!『南っていう奴』【JARUJARUTOWER】

南くん、関東人な奴、チャラ男番長、定期的って聞く奴といったキャラが好きです。

 

・2013年の曲だが最近見て知った。ラッパーの徳利が小学生から20代の出来事を切り取ったツイートをリリックにしている。どれもダサくて微笑ましく甘酸っぱくて泣きそうになる。


徳利からの手紙-THE MOVIE-

 

テラスハウス2019-2020の第25話の男子メンバー2人の卒業が美しすぎて心震えた。

 

・基本的にインドアで家の中で過ごすのは苦痛に感じない自分だと思っていたが、さすがに何日も家の中にいると心身が腐っていきそうになってくる。なので、最近は週に2回までなら近所の銭湯まで行くのを自分ルールでOKとし、そこに自転車飛ばして行くのが無上の楽しみとなっている。サウナは営業自粛していて入れないが、おかげで温冷交互浴の喜びを知った。サウナに入らずとも水風呂に入れました。あとは家にいても、晴れの日にはベランダに椅子を出して日光浴しながら読書するなどしている。この季節の晴れ間は気温もちょうど良くてとても気持ちが良い。東向きのベランダなので午前中読書することが多く、毎日ベランダにいると日が当たる時間が日に日に伸びてきてることにも気付いた。

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フジロックのチケットを買ったが、今年は果たして開催されるのだろうか。今の様子だと開催されなさそうな気もする。去年はじめて行き、その日常から離れた空間に心酔し、終わった時から来年も行くことを待望していた。普通に仕事してしんどいなあと思って生活してる時も、チケットを買ってからは8月にフジロックに行くことが常に心のなかでどこかにはあって、潜在的な支えであった。8月は一体どんな世界になっているのだろうか。一方で今日も夏になったら着たいと思って頼んだTシャツが宅配で届く。外出自粛していても通販で散財するので、お金は減っていく。お金を使い、物を買い、宅配の段ボールにカッターを入れる瞬間にとても生きている喜びを感じる。そして一枚で身軽に着れて、仕事着と対極にあるTシャツは自由の象徴でもある。まだ見ぬコロナウイルスが収束した夏を夢想して、自宅に籠ってポチポチとTシャツを買い込む2020年の春である。