プレイリストof2023

 

 

 

 

1.I Thought You'd Change/Hotline TNT

 

デカくてザラザラしたギターはグランジっぽい重たさがあるけど、リリースされた11月の寒くて澄んだ空気感にマッチしていた曲。キラーチューン。

 

2.In My Head/The Lemon Twigs

 

昇天してしまう程の気持ちいいコーラス。でもその歌詞で歌われているのは、理想の自分と現実の自分の違いへの嘆き。泣ける。

 

3.Hounted Mountain/Buck Meek

 

buck meekという人が、話したことなくともオープンマインドな人なんだろなと伝わるような音楽。big thiefよりラフなこっちの方が好き。これを聴いて全員優しい気持ちになろう。

 

4.Running Out Of Time/Lil Yachty

 

サイケロック風ではあるけど、明らかにバンドではない人のサウンドプロダクション。ボーカルの処理など独特の浮遊感があるアルバムだった。露悪的なジャケットも印象的。

 

5.Bad State/Sen Morimoto

 

複雑なリズムパターンにのせてクイーンみたいなコーラスやフリージャスみたいな間奏を曲中に挟んで、ラストのサビに向けて高まっていく構成が格好いいです。

 

6.Mist/えんぷてい

 

酩酊して終電で寝過ごした結果、何駅か先から自宅まで歩かないといけないような時に聴く音楽。

 

7.Always/Jonah Yano

 

曲の半分くらいを占めるアウトロ?のピアノの旋律が美しいなと思ったら演奏、プロデュースはBADBADNOTGOODとのこと。

 

8.Sora Wo Tobu Yume(Session)/Yogee New Waves

 

ラジオで角舘さんがsurprise chefを流して、この曲の制作時に影響を受けと言っており、納得した。シネマティックなインスト曲が好きなので、この曲みたいなのだけでアルバムを作ってほしい。

 

9.Time Flies/Salt Money

 

激情ハードコアしか聴きたくない日がある。一瞬で全てを忘れられる音楽だから。

 

10.Ⅳ/soccer.

 

トゥインクルエモから激情ハードコアにまさかの転身を遂げたバンド。この方向性でのアルバムが楽しみ。

 

11.Shanburuon/Texas 3000

 

他は1曲に何曲分もの情報量が詰め込まれてるようなアルバムだったけど、その中では異色の曲。スマパンの1979みたいな。ノスタルジー全開。

 

12.Eyes/No Buses

 

伏目がちな佇まいの近藤大彗の、張り上げないからこそ寄り添ってくれる歌唱と、優しい眼差しの歌詞に救われる。

we don't need another reason to live this life

but i can't stop searching for

with these unfeeling eyes

 

この世を生きるのにもう理由なんかいらないはずだ

それでも僕らは探すのをやめられない

感情を無くしたこの瞳で

no busesはガザ侵攻に関するチャリティライブなども行っており、そういう姿勢は格好いいと思う。

 

13.心(feat. OMSB)/JJJ

 

同じ場所に居過ぎると、大事なものを見失う。冷静さをなくす。そんな時はOMSBの言うように、"もっと遠くに行こう"。

 

14.3 Pz/Khotin

 

白昼夢のようなフワフワしたシンセ、水中で聴くような気泡の環境音、フランス語混じりの英語の語り…内省とリラックスのための音楽。

 

15.Love Of Life/Jackie Mitto

 

一人で沖縄に行き、DJブースのある居酒屋でかかっていた曲。南国の旅先で不意に聴いたJackie mittoは忘れられない。

 

16.Give It Up Or Turnit A Looser/James Brown & The J.B.'s

 

ライブで在日ファンクのハマケンがかけていた曲。james brownは聞きたいと思っていたがきっかけがなかった。サブスクの膨大な選択肢を目の前にすると、新しい音楽を聴こうという気持ちにもなりにくかったりする。そんな時にラジオは大きなきっかけになり得る。

 

17.Alien Love Call/Turnstile, BADBADNOTGOOD & Blood Orange

 

2分過ぎからの転調するところが最高です。

 

18.Nadja/Unknown Mortal Orchestra

 

このバンドは聞いたことなかったけど、何かのきっかけで聴くとアルバム通してすーっと聴けてた。読書しながら聴くと捗る。

 

19.あと少しだけ/NOUGAT

 

インタビューを読むとunwoundempire! empire!(i was a lonely estate)、54-71、5kaiなどに影響受けてると言っており納得した。

煮え切らない気持ちがスロウコアに乗って脳内に響く。

 

20.ロウソク/5kai

 

今年ライブ見に行った中で1番よかった。去年squidサマソニで見た時に似た、インテリジェンスと破壊的衝動が同居するようなライブパフォーマンス。ツインドラムである必要性が感じられて面白かったし、興奮した。

 

21.Walking Dream/Juice Webster

 

ラジオでhomecomingsの福富君が紹介してたSSW。秋冬に聴きたいほっこりする系。自分にとって親しみのある声で落ち着きます。

 

22.Ring Of Past/Men I Trust

 

この曲は入ってないけどmen i trustがA面、クルアンビンがB面のライブアルバムもよく聴いた。

パンデミック中に発表した楽曲を、コロナが明けつつある時期に観客が歌ってくれることで感じた喜びをカタチにした」というもので、曲始まりに歓声が湧いてたり、men i trustも音源よりバンド感強い演奏だったりして、ライブっていいなと思わせてくれた。

 

23.Starfish In Low Tide/altopalo

 

ラジオでceroの髙木さんが勧めていて知ったバンド。体が馬で頭が4つに分かれた人面の、センスの悪いAIが作ったみたいな不気味なジャケットに反して、このメランコリックな曲が入ってたりして掴み所がない。ネットで検索しても全然日本語で紹介されてなくて、どんな人等なのかよくわからない。そしてCDを夏頃にBandcampで購入したけど、未だに届かない。送料高かったのに。

 

24.The Party That Never Ends/Headache

 

一歳の子供を寝かしつける時にラジオをかけていると、寝付きがいいように思う。人が喋っているのがそれだけで安心するからだと思うのだけど、headacheのアルバムを通して永遠と続くポエトリーリーディングも同じ心地よさだと思う。

音楽もvegynの変名プロジェクト?ということで、vegyn印のチルと高揚感の相まったものでそれも心地よき。