最近

 

 

某日

 

高校の友達と大学の友達と飲みに行く。2人は初対面だったが、いつもと同じ顔で飲むのも飽きたという理由で自分が引き合わせた。自分勝手にセッティングした会だったけど、結果的にはみな楽しく飲んでたと思う。交わることのなかった友達と友達が打ち解けていく様子は、得も言えない気持ちになる。自分としても普段しない角度で二人とも話できて良かった。かと言って次同じ顔ぶれでもう一度会うかと言われるとそれはそれ、という距離感。付き合ってくれてありがとうございます。

 

 

某日

 

LOSTAGEtoeの対バンを見に行く。LOSTAGEも良かったけど、toeのライブはいつ見ても胸を突かれる思いになる。toeのライブをみると言葉にならない感情を共有しているような感覚になる。


toe - Because I Hear You @ 頂 -ITADAKI- 2017

一番好きなこの曲も聞けた。ライブでは音源よりエモさ倍増のアレンジ。

 

 

某日

 

友達6人でスノーボードをしに北海道旅行。「ボードしに行く」という共通した目的がないと、この年になって友達6人で北海道なんかなかなか行けない。普段見ることのない雪国の情景、夜の街のネオンと歓楽、旨い酒と料理に陶酔する。食べたものすべておいしかったが、特に一幻というラーメン屋と開陽亭という海鮮居酒屋は最高だった。楽しくて飲みすぎてしまう。旅行中会期だった雪まつり会場でロシア人による屋台がいくつか見られて北海道の土地柄を感じたりもした。マトリョーシカやロシア帽と並んで置いてあるプロパガンダ的なプーチン大統領(大きな熊を携えている)のマグネットを購入。冷蔵庫に貼ってある。

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ネオンと歓楽の街

一緒に行った友達とは別行動してレコード屋回りをしたりした。札幌まで来て一人レコード探すのにどれほどの意味があるのだろうか、一体何をしているんだ…という思いを捨てきれずにいたが、結果欲しかったものをゲット出来てテンションぶち上がる。他にも水曜どうでしょうのグッズも一人で買いに行ったが、嬉しくて散財した。


Inner Life - Moment of My Life (1982)

欲しかったやつ①

 


Allman Brothers Band - Ramblin' Man

欲しかったやつ②

 

 

某日

 

北海道に一緒に行った友達と飲みに行く。北海道の時はすごく楽しかったが、その日は消化不良に終わってしまった。前こんなだったけ…?という空気が悲しかった。

 

 

某日

 

Cloud Nothingsの来日公演を見に行く。途中ズレとるがなと思うようなこともあったけど、それさえもかっこよく見えた。演奏の勢いがすごい。生で見てよかったなというライブだった。帰りに一緒に見に行った後輩と飲む。自分より先に友達が熱狂的にハマっているものがあると、後追いの身としてはそれの良さを熱弁されればされる程引いてしってハマりにくいんだよな、という話をした。音楽でもなんでも。興味ない人に熱量持って語りすぎるのは多分よくない。


Cloud Nothings Perform “Wasted Days” | Goose Island IPA Day

 

 

某日

 

オードリーのオールナイトニッポンの武道館イベントのライブビューイングを見に行く。毎週の放送も絶対に面白いし、武道館イベントも勿論最高だった。よく放送ではこんなラジオ誰も聞いてないという旨のことを話しているが、見に行った地元の映画館は満席。地元にこんなにリトルトゥース(リスナーのこと)がいるのか、と感激した。身近にリトルトゥース仲間が欲しい。そしてオタクのノリで毎週の放送の話をしたりしたい。しかし、前述の通り興味のない人に好きな気持ちを全開で話してしまうのは危険である。ましてやラジオなんて、聞く習慣ない人はないし、2時間の放送は気軽に聞けるものでもない。好きの気持ちのやり場がないので、これからの季節はイベントのグッズで購入したリトルトゥースTシャツを着て、さりげなくアピールしていくこととする。

 

 

某日

 

お金がない。お金がないと割り勘の勘定などがシビアになり、精神的な余裕がなくなっていると感じる。精神的な余裕がないやつは何をやってもダメ。

 

 

 

某日

 

ミワさんという方の「やがてぬるい季節は」というZINEを購入。ミワさんが「記録」というブログで2015年から2018年までに書いたものを纏めたもののよう。

miwa0524.hatenablog.com

なんていうことのない日々が丁寧な文章で書かれていて、読んでいて心地よい。毎日大学や教習所に行っていること、バイト先に変わった客が来たこと、バラエティ番組が面白かったこと、ある日祖母が亡くなってしまったこと、シャムキャッツというバンドが好きなこと…普通のとある男の子の日記というかんじなのだが、知る由もない他人が毎日何を見て何を感じているのかを知れるのは刺激的だ。というか自分の身近にいる人であっても、その人がどんな生活を送っているのか詳細に知ることはないと思う。それを知れると自分の生活も振り返ったりできて刺激になるな、と。このZINEの中にオードリーのオールナイトニッポンを聞いていると書いているのを見つけて、遠く離れたところに分かり合える友達がいるんだなというような気持になった。

このZINEは残り僅かみたいだけど、ブログはいつでも読めるので気になった人は是非読んでみてほしい。SNSは良くも悪くもすべてを陳腐化する。ブログはそういうのとは違うツールだと思う。